消化のよい食事やビタミンを補給します。まずは患者だけでなく、家族全員がマスクを着用してください。湿度も保てるように、加湿器もつけましょう。気をつけてほしいのは、解熱剤の使用です。ティッシュ等も、ビニール袋に入れて密封して捨ててください。もしも家族が新型インフルエンザにかかってしまったとしたら、あなたはどうしますか?新型インフルエンザの感染力というのは大きなものであるので、他の家族が感染しないためにも細心の注意を払うことが必要となってきます。
治ったと思っても数日はウィルスが身体の中に潜んでいます。患者は、湯船に入る前に必ずシャワー等で身体中綺麗に洗ってから、中に入るようにしましょう。ゴーグルもあるのならば、それも着けたほうが好ましいでしょう。脱水症状を起こさないように、スポーツドリンクなどの水分を補給しましょう。アスピリン等を使用した場合、インフルエンザ脳症を引き起こす可能性があります。使い捨て用の手袋を使用してもよいでしょう。
患者の排泄物は、ビニール手袋等をつけて、手に触れないように処理します。患者が入った後は、丁寧に洗い、タオル等も必ず別で使用しましょう。家族にうつさないためにも、最新の注意を払って、ウィルスをまき散らさないようにしましょう。小児に対するものは特に気をつけてください。直接患者と接するのを極力避けてください。
一室を患者の部屋として、ドアを閉めて、その部屋の換気はこまめに行ってください。下痢をしている家族とは、お風呂の湯を別にしてください。熱がひどい時は、氷枕や解熱用の貼付シート、保冷枕などを使用して、頭と脇の下を冷やします。治りかけた頃にも注意が必要です。室内の温度は、20度前後でしょう。