TNFと言われる生理活性物質の産出量を少なくして、免疫の過剰反応をほどよく抑える働きがあるのです。それは「しそ」です。また、免疫力の過剰な反応を防いでくれるにも関わらず、免疫力を必要以上に落としてしまう恐れはありません。強力な抗酸化作用があります。また、しそには、アレルギー疾患を改善する効果もあるそうです。その働きを担っているのが、しそに含まれるフラボノイドの一種のルテオリンです。
新型インフルエンザに対して効果があるのではないかと思われる食品をご紹介しましょう。抗酸化作用もあり、老化も防ぎます。しそにはそれを防ぐ効果があると言われています。これが新型インフルエンザに対して、効果があるかどうかというのは分かりません。しそはベータカロテンの含有量がトップとされています。
しそは我が国では古くから薬や漬物などにも利用されています。身体にそれらの細菌が入って来た時に、異常な攻撃をして、自分の細胞を攻撃、排除してしまうことあります。血液循環も良くするのだそうです。アレルギーを引き起こすものとして言われるのはダニやハウスダスト、花粉、食品(卵、牛乳等)です。それは粘膜を強化して免疫力を高めます。
青じそと赤じそ等の種類があり、青じその栄養価が高いとされています。フラボノイドは、植物に含まれる色素成分です。ただ、事前に自己の免疫力をコントロールして、過剰反応を防ぐことは、免疫力アップとともに、大変重要なことです。古来から、薬味として使われてきたのには、意味があったのです。現在でも刺身のつまなどで使われるのは、しその殺菌、防腐作用とともに、食中毒等を防いでくれる働きも加味してのことなのです。